社員の声
岩田文貴(いわたふみたか)
愛称:がんちゃん
経歴:過去スーパーで7年ほど正社員をやって、転職を決意
2016年HAL東京ゲーム学科夜間部に入学
2018年10月より学生の頃からアルバイトでぴっくるに入社、そのまま正社員になる
ソシャゲなどの案件を5つこなしてきました
他業種からゲーム業界へ転身
タスクをこなす大変さを痛感
入社したての頃はゲーム業界で働ける!とウキウキで入社し色々と仕事を覚えていきました
ぴっくるでは業務を進めるにあたって、「期日までに一定の品質を保ってタスクをこなすこと」を第一とするので振られたタスクがどれぐらいかかるのか?
自分なりに想定しておいて「どのタイミングでどの作業に着手をしよう」という算段を立てて仕事をすることが多いです。
最初の頃は「このタスクどれぐらいかかりそう?」と聞かれて答えられないこともしばしばありました。
正直やったことないタスクに関しては当然どれぐらいかかるか?なんてわからないので、まずは自分が1つ1つのタスクにどれぐらいかかるのか?というのをタイマーツールを使って計測していきました
タスクを始める前にタスク名を記載、タイマーをオン、終わったらタイマーを止めるという作業
よくつけ忘れることなんかもありましたが、今ではすっかり慣れて「まずはタイマーをセットしてから…」と作業に入る前には必ずつけられるようになりました。
その甲斐もあり過去に自分が触ったことのある機能であれば〇時間は欲しいと概算見積もりぐらいは出せるようになりました。
ただ、社内では現状個々の感覚に頼っている部分があるので使用している計測ツールを同じにする、やり方を統一するなどして社内共有のルール化を進めていかないと駄目だなと感じています。
自分から動く意識が大事
ぴっくるでは任されたタスクが、自分に実装できるのか?など自己分析をし難しいタスクは人に振るために上司に相談するなど自分から動く姿勢が求められます 。
プログラムを書く際に分からないことが出てきた場合などにも、ただわかりませんと伝えるのではなく
「どこまでが分かって、どこからが分からないのか?」などを自分なりの言葉で論理立てて伝えることも重要です 。
曖昧な質問をしても、望んだ回答が得られないことも多々あったので、どうやったら相手が理解してくれるのか?みたいなものをよく考えるようになりました。
小さい会社なので相談相手が社長直だったりもするので、少し気まずいこともありますが(笑)
プログラミングに繋がる部分もありますが、一つ一つ要素を分解して、相手に分かるよう伝えたり、〇〇さんの言っていたことの本質部分ってなんだろう?など、相手の欲しいことやものも意識しながら仕事をしています。
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会社に対する悩み
楽しいこともたくさんありましたが
4年以上も務めていると会社に対して気になるところもいくつかでてきました
ぴっくるは正直”何もない状態”だったので、勿体ないなぁと思うこともしばしば…
社員も僕しかいない状況が長く続き、2022年に新しく入ってきた社員の方も長くは続かず…という状況でした。
このまま社員が僕だけだったらどうしよう…という将来への不安みたいなものも感じるようになっていました。
その他にも新しいコンテンツに触れるというのはお金も時間もかかります。
もちろん各自でやりくりするのも大事ですが、せっかくゲーム会社に勤めているのにそうした機会が少ないのは
なんだか勿体ない気がしていてコンテンツに触れるための何かしらの会社の補助があるとより会社がよくなるんじゃないか?
と考え打診したこともありました。
気になっていたところは以下の4点です
- 評価軸が不明
- 給与などの待遇面
- 福利厚生などの補助
- リモートワークに対する強化
直接相談して解消
MTGなどで何があったら嬉しい?と聞かれることが増えてきたので
思い切って僕の気になっていたところを話すことに…
言い出すのは少し不安でしたが、できそうなところところから順に解決をしてくれることになりました
評価軸について
目標がないといつまで経っても同じことしかできないので、稼げるプログラマーにはなれないというのが社内での課題でした。
僕もそもそも自分が業界内でどれぐらいの技術水準なのかわからない 何を目指してスキルを習得すればいいのかわからないなど疑問に思っていた部分でした。
なので、指標の一つとして何か基準を作ってほしいという話になり
社内に「6段階の職能レベル」というのを設定し、今後はそれに基づいて評価を行っていくという形になりました。
給与について
ゲーム業界は給与が低いものみたいなイメージが僕の中でもあったので、今までは仕方ないで済ませていた部分でもありました。
辞めた社員の方にいくらもらってました?みたいな話も実はぶっちゃけで聞いたこともあって、僕も同じぐらい欲しいです。 どうやったらもらえますか?と社内にぶっちゃけました。
確かにゲーム業界で仕事出来ているので満足でもありますが、やっぱり生活もあるので給与は多いに越したことはないし 例えば新しいゲーム機を買って触ってみたり、VRに触れてみたりと何をするのにもお金がかかります。
コンテンツに触れるということは仕事にも繋がるはずなので、今すぐ貰えなくても何をやったら給与が上がるのか?を知りたい、とお願いをして給与体系の見直しも進めてくれることになりました。
福利厚生について
福利厚生についても何もない状態だったので、社内の面談の際に「ゲーム業界なんだしゲーム購入の補助費」とかないですか?など結構無茶言ったこともありました。
その年のボーナスではゲーム購入の補助費名目で少し上乗せしてくれたりしたこともありました(笑)
その他にも、僕が最近投資について調べているという話をしたところ企業型DC(企業版のiDeCo)の話を調べて持ってきてくれたりとよくしようとしてくれているなぁと最近感じています。
リモートワークについて
僕は千葉に住んでいます。 業務委託でお仕事を受けている関係で基本的には都内に出社する形なんですが、都内のどこに出かけるにしても大体電車で1時間はかかるところに住んでいます。
コロナが流行り始めて、どの企業もリモートが中心になり ぴっくるでも一時期フルリモートでお仕事していたこともあり、生活様式がリモート中心になっていったので住環境もそれに合わせて防音強めなお家に引っ越したりもしました。
最近は少しコロナも落ち着いてきて、出社してくれという企業も増えてきたのですが週5出社ともなると往復で3時間ほど通勤に時間がかかってしまいます。 それだけ分時間も体力も削られてしまうので、帰ってからゲームするかーみたいな時間も取れず…
今出向している企業は週5出社での契約という話だったんですが、できることならやっぱりリモートがいいですという話を社内でしたところ、打診をしてくれて週1出社のリモートで仕事ができることになり働きやすさを感じているところです。
今後も基本リモート含んだ業務スタイルを中心に案件を受けていくという話も聞いているので、より自宅を快適に仕事できる場所にしようと考えているところです。
ある意味何でもありな会社、それがぴっくる
ぴっくるはなにもないからこそ、意外とこんなことお願いしたら聞いてもらえるかも?ということがたくさんあるので楽しいなと思っています。
なんだか0から何かを作るというクリエイティブ業にも通じるところがあって最近は楽しく仕事をさせてもらっています。